受け継がれる系譜

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回転寿司チェーンがファミレス化している。

くら寿司は和風だしのカルボナーラ、かっぱ寿司はビーフ100%ハンバーグとサイドメニューをどんどん充実させているのだ。

各社がラーメンやカレー、スイーツなどのメニューを増やす中、スシローはマグロやはまち、サーモンといった定番ネタを強化する道を選んだ。
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顧客から始めよ

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ファンケルを創業した池森氏の話。

池森氏は、日本初の無添加化粧品を作り、日本にサプリメントを広めた人物だ。それらの商品は大ヒットし、年商1000億円の企業を作り上げた。

2003年、池森氏が65歳の時に退任すると、売上がみるみる減少し、ついには800億円まで業績が低迷した。
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実相を捉えた経営方針とビジョンがあれば何度でも復活できる

takakuramachi

横川氏が76歳のとき、高倉町珈琲を創業した。

高倉町珈琲は、東京郊外に19店舗を出店しているカフェチェーンだ。この店の名物は、リコッタチーズが大量に入ったタネを銅板でふっくら焼き上げる「リコッタパンケーキ」。この他、ゆったり過ごせるよう工夫された店内がシニア層の人気を集めている。
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オンリーワンの業態は、独自の戦略につながる

monten

都会の直売所をテーマにしたお店「おなかすいた」が伸びている。

社長の髙品謙一氏が「日本に無い唯一無二の店を作りたかった」と述べている通り、調べてみると確かにオンリーワンの業態だった。

外部からでは分かりにくい、「おなかすいた」の独自戦略をまとめてみた。
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最大ニーズに応えるのが、商売のあるべき姿

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いま漁業は「水揚げ量減少」「魚の消費量減少」「燃料費高騰」の三重苦に悩まされている。

羽田市場の代表である野本良平氏によれば、これからの時代は「獲った1匹の魚をいかに高く売るか」であるという。

羽田市場の取り組みを、流通・商品・価格の面から整理してみた。
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当たり前のことが当たり前にできる経営

20160623

家を買うのは簡単だが、買った家を修繕し続けることは難しい。

特に小さな修繕になると、大手リフォーム会社はまず引き受けない。なぜなら人件費(営業、現場監督、職人)と材料費を見積もれば、間違いなく赤字になるからだ。

そんななか、神奈川県にあるリフォーム会社「さくら住宅」は、依頼件数の43%が小口工事であるにも関わらず、18年連続の黒字経営を達成している。
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