オンリーワンの業態は、独自の戦略につながる

monten

都会の直売所をテーマにしたお店「おなかすいた」が伸びている。

社長の髙品謙一氏が「日本に無い唯一無二の店を作りたかった」と述べている通り、調べてみると確かにオンリーワンの業態だった。

外部からでは分かりにくい、「おなかすいた」の独自戦略をまとめてみた。

仲卸を通さない

一般的なスーパーは仲卸業者から野菜を仕入れるが、「おなかすいた」は市場から直接仕入れる。

つまり中間業者を通さないため、3~5日ほど早く店頭に並べることができるのだ。

こうした流通システムは、野菜を安く仕入れ、鮮度を高めることにつながっている。

品揃えを豊富にしない

一般的なスーパーは品揃えを重視するが、「おなかすいた」は野菜・菓子・調味料に絞っている。

特に野菜は、旬にこだわることで、おいしさを担保している。

また旬の時期は、野菜が市場に大量出荷されるので、より安く仕入れることができる。

在庫を持たない

一般的なスーパーは売れ残り野菜を冷蔵ケースで保存するが、「おなかすいた」は在庫を持たない。

上述の通り、「おなかすいた」は野菜の旬と新鮮さを大切にしているので、どんなに安くしてでもその日のうちに売り切ることにしている。

以上3点、やらないことを挙げた。

これは戦略の本質を突いていると思う。マイケル・ポーターの言葉を引用する。

マイケル・ポーター「戦略の本質は、何をやらないかを選択することだ」

やらないことを選択することが、「その時おいしくて安い野菜」という強みになっていることも忘れてはならない。
 
 
年商:約8億円
従業員:150名(パート含む)
参考:カンブリア宮殿

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