売上1億円の壁、5億円の壁

200

日本の法人企業を売上高別に見ていて気付いたのだけど、企業には1億円と5億円の壁があるのではないか。

ソースは政府統計e-statで公開されている売上高階級別表(2017年のデータ)。

建設業や卸売業は1~5億円企業の割合が多く、飲食業や不動産業は1000~3000万円企業の割合が多い傾向にあるのだが、全体をザックリまとめると次の通りとなる。

売上1億円以下の企業・・・全体の約6割
売上1~5億円の企業・・・全体の約3割
売上5億円を超える企業・・・全体の約1割

要するに、企業の約9割は売上5億円以下というわけである。

1億円の壁、そして5億円の壁を突破するには、どのような施策が必要なのだろうか?

1億円の壁は「売れる仕組み」と「続ける仕組み」で突破する

自分の経験を振り返ってみると、第一に「売れる仕組み」を作ることが1億円突破の原動力だった。

売れる仕組みを作るには、大きな市場から特定の消費者を選び、自社の商品(またはサービス)を認知させ、適切な価格と流通により提供し、高い使用価値によりリピートしてもらう必要がある。

決して「作ったものを売る」のではなく、「売れる仕組みを作る」のだ。

そうして売上が増えてくると、次第に社長一人では手が回らなくなり、日々の作業に忙殺されてしまう。

そこで第二に「続ける仕組み」を作る。言い換えれば、人を雇って組織化するのである。

創業時はヒトモノカネの経営資源が少なく、社長が営業や経理、トイレ掃除までやるケースは少なくない。

これまでやってきた作業を箇条書きし、作業ごとに手順をマニュアル化し、社員さんに代行してもらうことで事業が安定して続くのだ。

5億円の壁は「      」で突破する

年商5億円は未知の領域なので分からないけれど、答えとなりそうなものに「アンゾフの成長マトリクス」がある。

アンゾフの成長マトリクスは、「製品」と「市場」について、「既存」と「新規」で4象限に分類し、事業拡大の戦略を探索するフレームワークだ。

おおまかな内容は表に書かれている通りだが、市場浸透が低リスク低リターン、新商品開発と新市場開拓が中リスク中リターン、多角化が高リスク高リターンらしい。

そして実際、表中の戦略で成長しようとする企業が沢山あるわけだけど、それにしても売上5億円を超える企業が全体の1割って少な過ぎるのでは?というのが正直な感想。

法人企業は全体で147万社以上あるのに。

何が言いたいのかというと、売上5億円の壁を突破するにはアンゾフの成長マトリクスだけではダメで、何かイノベーションを起こす必要があるのではないか。

イノベーション = これまでとは違うやり方

売上5億を超えたら、飛躍のきっかけを追記したい。

Pocket

«