失敗と学びの2021年

success-or-fail

明けましておめでとうございます。

2021年の経営は、失敗と学びの連続だった。会社を作って今年で10年目になるが、経営判断の難しさを改めて思い知らされた一年だ。

毎年、少なからず何かしらの失敗をしているものの、大きな失敗というのは滅多にないので書き留めておきたい。

新商品販売で200万円の損失

新商品のアイデアを思いつき、試作品作りを繰り返す。

その結果、自分では「素晴らしい!」と思えるような仕上がりになった。

自信満々で新商品をモニターにかけてみたところ、あまり評価が良くない。

否定的な意見のうち、改善できるところを改善し、新商品販売に踏み切った。

すると商品は売れるものの、評判は悪く、結局すべての商品を破棄することになった。

およそ200万円ほどの損失。

仮に営業利益が10%だとすれば、取り返すのに2000万円の売上が必要になる計算だ。

いま振り返れば多額の試作代を取り返そうとの思いから、「サンクコストの罠」に嵌っていたのだと思う。

こうして商売のベースは顧客価値であり、製造の苦労や投資額の多さではないことを痛感させられたのだった。

初のテレビCMで大失敗

宣伝の手段としてテレビにCMを流してみてはどうかと思い、やってみた。

これまでYouTubeやGoogleなどで広告を出してきたが、もっと別の打ち手を試してみたかったのだ。

テレビ業界のしきたりに戸惑うものの、代理店の力を借りて北海道・福岡・静岡・石川の日テレ系列にCMを流すことが決まる。

「少なくとも広告費をペイできたらいいな」と思っていたが、実際やってみると広告費の半分ほどしか回収できなかった。

考えてみれば当たり前なのだが、テレビは大衆に向けてアプローチするわけだから、大衆が求めるような商材(歯磨き粉とか鼻炎薬、自動車など)が向いている。

ウチのような特定の悩みを解決するニッチな商品はテレビ向きではないのだ。

広告の見通しが甘かったと反省した。

失敗から学んで乗り越える

2021年はこのように失敗してきたわけだが、商売は顧客価値だと再確認できたし、テレビCMで使った高いクオリティの映像をWeb広告でも活用できたので、悪いことばかりではなかった。

本業についてはリピーター様が増えたことで、コロナ禍にあっても増収増益だった。

それに伴ってアルバイトさんを新しく雇うこともできた。

失敗を学びに振り替えて、2022年も引き続き守りに入らず積極的な経営を行っていく。

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