おカネの教室から分かる「職業に貴賎あり」

okane_kyositu

「おカネの教室」を読んだ。

本書はお金を手に入れる方法を6つに分類し、それぞれを深堀していくことで、お金にまつわる知識が学べる内容となっている。

中学生を対象に書かれており、小説形式で話が進んでいくので読みやすい。

お金を手に入れる方法は、以下の通り。※カッコ内はキーワード

・かせぐ(商売、投資)
・ぬすむ(犯罪)
・もらう(給与)
・かりる(借金)
・ふやす(金利)
・???(???)

最後のハテナは、本書のPRページで内緒にされているので、ここでタネあかしをしないことにする。

さて個人的に面白かったのは、「職業に貴賎なし」を否定していた点だ。

「職業に貴賎なし」とは、どの職業も社会に必要とされているのだから、職業で差別してはいけないという意味のことわざである。

もちろんパン屋さんや消防士などの職業は良い。オレオレ詐欺や麻薬の売人は悪い。

では風俗やパチンコ屋、高利貸し、転売屋はどうなのか?

更には「まっとうな」職業であるはずの銀行員だが、かぼちゃの馬車事件を起こしたスルガ銀行員も「まっとう」なのか?

本書のP130に登場する「傾いたタマゴ」の図を参考に分類すれば、世界がクリアに見えて、答えが見つかるだろう。

職業に貴賎あり。日の当たる場所で堂々と、世の中の役に立つ仕事をしたいと思わせてくれる一冊だった。

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