2014年の事業の総括

soukatsu

今年は物販事業を始めたので忙しくも充実した1年だった。やっぱり自分なりの解決策を世の中に提示して反応を見るのは面白いし、これからも実社会のすぐそばにいたい。

とは言え失敗もあった。業界の常識を知らずある会社を怒らせてしまったり、不安からくる焦りに事を仕損じて商品を大量廃棄するハメになったり。そうしたことも含めてとても勉強になった。

物販はITと違って時間もお金も掛かる。まず商品案を実現できる会社を探す、各社から見積もりをもらって比較検討する、納得できるまで試作を繰り返す、量産して倉庫を確保する、ホームページや受注システムを制作する、広告宣伝を試し打ちして最適化する…など。

振り返れば苦労の連続だった。でもそれを乗り越えてきた分だけ参入障壁が高くなっていると思う。

ドラッカーは「市場のニーズを満たし続けること」「従業員の達成感をマネジメントすること」を言及しているけど、実際には自社に関わるものすべてが幸せになる方向にすべきだということがやってみて分かった。

もっと具体的にいえば、お客様や従業員を幸せにするのは当たり前で、配送業者に優しい1階に倉庫を構える、倉庫の近隣住民にゴミや騒音で迷惑をかけない、取引先にムリな値下げを強いない、などを目指す。

どこかにムリを強いるとそこから歪みが生じていつか崩れ去る。これを肝に銘じたい。

2015年の展開としてはお客様から頂いた意見を商品に反映していく。商品は売って終わりではないと思うので改善し続けていく。

あと新しい商材を試作中なので、完成させて市場にオファーする。他にも2つほどビジネスアイデアがあるので進めていく。

やりたいことが多すぎて困りますが、今からワクワクしてます。

それでは今年1年ありがとうございました。よいお年を!

Pocket

« »